専門職大学とは、大学改革として55年ぶりに2017年に創設された新しい大学制度です。多様化する日本の社会を見据え、さまざまな分野でプロフェッショナルとして活躍できる人材育成を目標としています。
専門職大学は、特定の専門職業人を養成することを明確な目的として掲げ、産業界と連携した豊富な実習・実技の機会を用意し、一般の教員のほか実務家教員や企業現場の方が指導・教授します。また、産業界や地域の意見を聴いて、業界の動向に合わせて常にカリキュラムの見直しを行います。一方、教養などの幅広い知識・技能や学術的な専門の理論について学ぶ点は、一般の大学と同様です。これらにより、当該職業分野の活きた知識・技能や新たな価値を創造するための考え方を学ぶことが出来ます。大学制度の中に、実践的な職業教育に重点を置いた仕組みとして制度化するものであり、産業界との密接な連携により、専門職業人材の養成強化を図り、また、大学への進学を希望する方にとっても新たな選択肢が広がるものです。
文部科学省HP Q&Aより引用作業療法士・理学療法士は、AIが進化しても
必要とされる職業だといわれています。
本学では専門学校の目指す実践力と大学の目指す理論や視野の広さ兼ね備えるこれからの社会に大きく貢献できる人材育成に有効な学びを提供します。
理論・知識を探究するアカデミックな大学の学びに加え、学内、学外での実習による実践力を身につける新しい専門職大学。理論を実践できる教育だから、卒業後の医療現場で活躍できる学びとなります。
急性期病院やリハビリ専門病院、地域密着型クリニック出身など、数多くの現場のプロが本学の教員です。
理学療法士、作業療法士が行うリハビリテーションは、それぞれ、理論に基づいています。文部科学省からふさわしいと認められた素晴らしい教員が揃っています。その先生たちから、最先端の知識を学べます。
14年間にわたり、専門学校「和歌山国際厚生学院」を運営して参りました。和歌山県でリハビリテーションを学べる唯一の専門学校として、これまでに250人の理学療法士を輩出しております。
そのため、授業はもちろん、休憩時間や
放課後でも分からないことは気軽に相談でき、置いていかれる心配がないのも本学の特徴です。また、バーベキューやスポーツ大会などの行事に参加することができ、楽しい学生生活が送れます。
「和歌山市の玄関口」南海電気鉄道和歌山市駅から西方へ徒歩約5分。
37年にわたり和歌山市民の文化・教養活動の拠点として利用されてきた「和歌山市民図書館」をリノベーション。大阪からも通学圏内。天王寺駅から電車で約1時間の近さ。天王寺駅発朝7:55の電車に乗れば1限目に十分間に合います。
急速な社会情勢の変化にも対応できる療法士になるために、
これからの社会のニーズを
先読みして学べるように工夫しています。
そして、実践力を高められるよう、技術教育に力を入れています。
授業の3分の1以上が実習・実技科目に設定されています。また1000時間以上にわたる学外の様々な病院・施設等での実習を行います。その結果社会で即戦力となる実践力が身に付きます。
一つの授業を同時に行う際は原則として40人以下の少人数制をとっています。また教員からも実践と理論の両方から偏りなく丁寧にひとりひとりに合わせた学びを提供できます。その結果、すべての科目を深くわかりやすく学ぶことが可能です。
現在、第4次産業革命ともいわれる技術を利用した、バーチャルリアリティ、バイオフィードバック、ロボット、遠隔リハビリテーション、ブレインマシンインターフェイスなどがリハビリテーション医学医療の世界では応用が進んでいます。
本学はこの新しい分野を科目に取り入れることによって、最新の情報を取り入れた学びができるよう工夫をしています。
本学の実習地の多くが和歌山県内にあり、地域に密着した実習や学びが可能になっています。また、地域防災論や地域経済学ふるさと学など地域に根差した理論展開科目も行われ地域で学ぶことを可能にし、それが地域でよりよく働くことにつながります。