「建学の理念」である “Live Longer Better” に魅力を感じています。
どんな時代でも、誰しも「健康で長生きすること」(Live Longer)は大切であり、また、そうありたいと願っています。これはとてもシンプルで分かりやすい言葉です。
では、「より良く生きること」(Live Better)はどうでしょう。一見分かりやすそうで、実は具体的にイメージしにくい言葉です。なぜなら、これからの自分がより良く成長するための目標は人によってそれぞれ異なり、かつ、それが重要な意味をもつからです。
本学は、この理念のもと、皆さんの着実な成長をサポートします。卒業時には一回りも二回りもスケールの大きいリハビリ専門職として社会に貢献できるよう、ともに頑張りましょう。そして、ここ和リハ大から未来に大きく羽ばたこうではありませんか。
ーーー
理学療法士は対人援助職として患者・家族様の人生にも関わるすばらしい職業です。人のために働くという生涯の「やりがい」を見つけに来てください。
私たちが培ってきた知識・技術や経験だけでなく研究成果や最新の知見も志のある皆さんにわかりやすく伝えます。
セラピストは、日々変化する対象の方の状態を正確に捉え何が起きているか変化しているかを推測・解釈して解決策をみつける“考える力”が何より大切です。学生時代にそうした“考える力”が身につき対象者のために行動できて信頼されるセラピストとして巣立っていけるように、自分自身も授業内容を見直し工夫をしています。
ーーーーーーー
(学術論文)
1. Kinematic Differences between Two Types of Forward Elevations of the Shoulder Joint: Flexion and Reaching Elevation Ryo Sahara, Junichiro Hamada, Kunio Yoshizaki, Kazuhiro Endo, Daisuke Segawa and Mitsukuni Yamaguchi Accepted: December 20, 2019 The Open Orthopaedics Journal Content list available at: https://openorthopaedicsjournal.com/
このページを見たあなたは、高校生ですか?それとも一般の人?はたまた、元々私のことを知っている人でしょうか?そして、何を期待して、どのようなことを思って開いたのでしょうか?どんな先生かな?どんなことを考えている人なのかな?と思って開きましたか?そのようなことを思って開いた人は、素晴らしい!知らない物事に興味を示し、それがどんなものなのかを確かめ、知ろうとする行動が取れるということですね。学習の基本はそこにあると私は思っています。
そして「あ、そうだったのか!」とアハ体験につながるような学習ができると勉強が楽しくなりますね。本学でそのような環境を作りたいと思っています。
将来、あなたの目の前の対象者が「その人らしく暮らせるようになる支援」ができるように、本学で一緒に学びましょう♪
「作業療法学」って、奥の深い不思議な「学問」です。「実践」はさらに面白い。
ーーーーーー
(教科書執筆)
1. 精神機能作業療法作業療法の実践基盤−Ⅲ地域生活における作業療法の視点 2020年3月医学書院 標準作業療法学 専門分野 精神機能作業療法学 第3版
2. 疾患別精神機能作業療法 Ⅱ.精神作業物質使用による精神および行動の障害2020年3月医学書院 標準作業療法学 専門分野 精神機能作業療法学 第3版
3. 第5章精神機能評価法 4.精神機能作業療法における検査法2024年1月 医学書院 標準作業療法学専門分野作業療法評価学Ⅲ第4版 共同執筆 四本かやの、巽絵理
4. 第5章精神機能評価法7.疾患別の評価事例 G .精神作業物質使用による精神および行動の障害2024年1月医学書院 標準作業療法学専門分野 作業療法評価学Ⅲ 第4版
(学術論文)
1. リワークプログラムにおける「作業療法」実施前後における気分と疲労の変化 単著 2020年3月関西福祉科学大学EAP研究所紀要,(14),33-39
「笑顔をあきらめない」、こちらは日本理学療法士協会のスローガンです。心の豊かな人生を過ごすうえで体が自由に動くことはかけがえのないことです。体の機能が失われた時、薬や手術だけではもとにもどすことはできません。そんな時、手を差し伸べてくれるのがわれわれの理学療法です。理学療法士は人の体の動作についてのエキスパートであり、医師や看護師など他の医療スタッフとのチーム医療の中で基本的な動作の回復における中心的な存在でもあります。あらゆる人生のステージにおいて人々をサポートするそれが我々の理学療法士の役目です。
理学療法士の仲間となり、ご一緒に地域や社会に貢献しませんか。
ーーーーーーーー
(学術論文)
1. 後期高齢者の肺炎再入院率とその関連要因 森下辰也、禹炫在、神津玲・他 2020年8月 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌. 第29巻、第2号、pp317-322
2. Early walking time is associated with recovery of activities of daily living during hospitalization in older patients with community-acquired pneumonia: a single-center prospective stud; Hyunjae Woo,Hideki Aoki,Hideki Kataoka, Junichiro Yamashita,Takatoshi Yoshitake,Tatsuya Morishita,Takako Tanaka,Yuji Ishimatsu, Ryo Kozu 2021年10月Geriatr. Gerontol. Int.2021, pp1–6. https://doi.org/10.1111/ggi.14300
3. 高齢市中肺炎患者における入院中の身体活動量と入院関連能力低下との関連 禹 炫在, 青木秀樹, 片岡英樹, 山下潤一郎, 吉武孝敏, 神津 玲2023年8月 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌. 第31巻、第3号、pp345-351
4. Influence of upright exercise with external thoracic and pelvic compression on thoracic expansion and respiratory function in healthy young adults: A pilot study; Hyunjae Woo, Narumi Numano, Ryota Fujisawa, Masaaki Kobayashi, Kenta Kawamura, Kazuhide Tomita 2023年9月 Journal of Bodywork and Movement Therapies.第36巻、pp357-363.2023 https://doi.org/10.1016/j.jbmt.2023.07.013
5. Anxiety and its risk factors among non-Japanese residents living in Japan undergoing COVID-19 situation: A cross-sectional surve; Mai Ngoc Luu, Atsuko Imoto, Yoshimi Matsuo, Nguyen Tien Huy, Hyunjae Woo, 2024年3月 PLoS ONE 19(3): e0280144. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0280144
(学会発表)
1. 1 急性高齢肺炎患者における早期離床時間のADL能力維持への影響. 禹 炫在,青木秀樹,坂田 菫,片岡英樹,山下潤一郎,田中貴子,神津 玲2019年11月 第29回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌
2. 2 人工呼吸器管理後の患者に対しコンディショニングと環境調整の介入が経口摂取量の増加に繋がった1例; 松永崇志、川上幸輝、禹炫在、片岡英樹、森川透 2019年11月 第6回日本呼吸理学療法学会誌
3. 3 気道クリアランスの改善を目的とした吸入時の呼吸介助が奏功した重症肺炎の1例;禹 炫在,平本陽一,田崎明日香,片岡英樹,山下潤一郎,山口耕一2019年11月 第6回日本呼吸理学療法学会誌
4. 4 リクルートメント手技と呼吸理学療法の併用によって無気肺の解除が得られた重症COPDの1例; 禹 炫在,片岡英樹,山下潤一郎,阪本純一,吉武孝敏,神津 玲,2020年2月 第31回長崎県理学療法学術大会学会誌 この演題にて大会長賞を受賞した。
5. 5 高齢肺炎患者における早期身体活動時間が退院時の健康関連生活の質に及ぼす影響; 禹 炫在,青木秀樹,片岡英樹,山下潤一郎,神津 玲 2021年9月 第7回日本呼吸理学療法学術大会学会誌
6. 6 COVID19パンデミックにおけるリハビリテーション専門職養成校の学生生活の変化に関する調査 ; 禹 炫在,岩永隆之,韋 傳春,林勇一郎,山内満,奥山由美子,分部哲秋,2021年10月 九州理学療法士学術大会2021学会誌
7. 7 高齢市中肺炎患者におけるサルコペニア,フレイル,栄養障害の重複合併の割合と臨床的特徴. 禹 炫在,片岡英樹,山下潤一郎,吉武孝敏,河村健太,冨田和秀2022年9月 第8回日本呼吸理学療法学会学会誌
8. 8 高強度吸気筋トレーニング中の頚部呼吸補助筋は表面筋電図を用いて随意制御可能か 藤沢椋太,禹炫在,冨田和秀 2022年10月 第27回日本基礎理学療法学会誌
9. 9 高齢肺炎患者における退院時の運動耐容能への影響要因(査読付) 禹 炫在,青木秀樹,神津 玲 2023年3月 第10回日本呼吸ケアリハビリテーション学会九州沖縄支部学術集会学会誌
10. 10 新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大に伴う学生のメンタルヘルスへの影響渡邊正之,福田健一郎,前田大輝,禹炫在,田中悟郎 2023年7月 九州作業療法学会2023 in 鹿児島学会誌
11. 若年健常男性における胸郭および骨盤の圧迫下の運動が呼吸機能に与える影響 予備的研究 ; 禹 炫在,沼野成実,植松倫理,藤沢椋太,小林雅明,河村健太,冨田和秀 2023年9月 第9回日本呼吸理学療法学術大会学会誌
(シンポジウム)
1. 第8回日本糖尿病理学療法学会における国際シンポジウムのシンポジスト 共演 2022年9月 第8回日本糖尿病理学療法学会
(研修会の講演)
1. 長崎市在宅支援リハビリセンター推進事業研修会の講師 2019年9月 長崎市主催の在宅支援リハビリセンター推進事業研修課「高齢者肺炎と当院での取り組み」
2. 呼吸リハビリテーション研修会講師 2022年5月 長崎大学大学院 理学療法分野研究室「統計法の基本」
3. 士会主催講習会講師 2023年2月 茨城県士会主催講習会 「呼吸器疾患患者への理学療法について」
4. 韓国保健人材院主催国際オンライン講義 2023年7月 韓国保健人材院「日本の理学療法と外国国籍所持者の免許取得方法」
5. PTA国際化推進部会主催オンライン講義 2023年10月 JPTA国際化推進部会の主催 「韓国の理学療法」
6. 士会主催講習会講師 2024年2月 茨城県士会主催講習会 「誤嚥性肺炎の理学療法」
(国際学会での翻訳・通訳)
1. 第40回東京都理学療法学術大会 2021年11月21日 第40回東京都理学療法学術大会 本会の国際企画において、シンポジウムでは韓国のLee Hanuel先生の講義「韓国における女性健康理学療法」と、一般演題ではPark Sunwook先生の演題「バーチャル・リアリティ訓練が慢性脳卒中患者の機能に及ぼす効果」の抄録翻訳および発表通訳
2. 第41回関東甲信越ブロック理学療法士学会 2022年09月10日 第41回関東甲信越ブロック理学療法士学会 本会の国際企画において、特別講演では、Park Jaemyungソウル市理学療法士会長の「ソウル市理学療法士会の現在と未来」の講演を、一般講演では、Park Byongchan先生の「筋の運動連鎖プログラムが歩行周期の立脚期の割合変化に及ぼす影響 : 横断的研究」の抄録翻訳および発表通訳
3. 2022年度韓国ソウル市理学療法士学会 2022年11月27日 2022年度ソウル市理学療法士学会 本会の国際企画において、特別講演では松村将司氏の「日本徒手療法の最新トレンド」の発表通訳
4. 第10回大韓心臓呼吸理学療法学会 2022年12月3日 第10回大韓心臓呼吸理学療法学会 本会の国際企画において、神津玲氏の「Physical Therapy Practice for Critically Ill Patients in Japan」の通訳
5. 第10回韓国京畿道理学療法士学会 2023年4月23日 第10回京畿道理学療法士学会 会の国際特別講演にて、冨田和秀氏の「Respiratory Muscle Paralysis and Respiratory Physical Therapy after Spinal Cord Injury」の通訳
6. 韓国ソウル市理学療法士学会2023年 2023年6月22日 ソウル市理学療法士学会2023年 本会において、渡邊祐介氏の「フェンシング大会におけるスポーツ外傷発生状況報告とEAP」、鈴木享之氏の「スポーツ現場における搬送法とPPEの取り扱いについて」、西條攻氏の「⾜関節不安定性におけるテーピングの考え⽅」の講演通訳
7. Asia-Pacific Cardiovascular Intervention & Surgery (APCIS 2023) 2023年11月10日Asia-Pacific Cardiovascular Intervention & Surgery (APCIS 2023) 本会における国際特別講演にて、神津玲氏の「Cardiac rehabilitation program in restorative rehabilitation hospital system」と「Community-based cardiac rehabilitation program in Japan」の講演の通訳
8. 大韓心臓呼吸理学療法学会特別国債研修会 2023年11月11日 大韓心臓呼吸理学療法学会特別国債研修会 in Sejong Hospital 本会の上級むけ研修会において、神津玲氏の「Cardiac rehabilitation in Japan:current status and future perspective」「Community-based cardiac rehabilitation in Japan」の講演の通訳
私は経済・経営系の展開科目群を担当します。これは医療・保健・ケアと経済社会との関係について学ぶ科目です。
専門職大学の特徴は、リハビリテーションの専門科目だけでなく、幅広い教養科目や展開科目を学ぶところにあります。これによってケアの精神に富んだ専門的職業人を養成する教育をめざします。
医療・保健・ケアは現代社会の本柱の1つです。それに携わる専門職をめざす者として、強く正しい職業意識を身につけてください。強く正しい職業意識とは、自分の仕事の意義や役割を明確に説明でき、それにふさわしい収入や待遇を堂々と主張する意志と力のことです。それが皆さんを成功へと導くでしょう。
私は、学生さんたちの「作業療法の対象は 『障害者』だ」という考えを変えたいと思っています。家族や友人と同じ気持ちで接すること、それが、対象者と心を通じ合えるために最も大事なことだと考えます。
作業療法は、対象者に元気になってもらえる素晴らしい仕事です。その方が何をできるようになりたいのか、想いを聞き取り理解した上で、その方だけの計画を作り共に取り組みます。「今の私でも出来るんだ!」と感じてもらえ、それが次につながるよう支援します。
AI技術が進む現代でも求められる作業療法を共に学びましょう!
ーーーーーーーーー
(学術論文)
1. 役割再獲得を目指し新聞が読めるようになった左同名性半盲を有す高齢者の事例 大松慶子 2023年12月 作業行動研究第27巻第3号,169-176
2. アクチュアリティの間主観的共有によりBPSDの改善を呈した一例~クライエントが「良い」と感じた作業療法場面~ 大松慶子,石井良和(共著) 2022年9月作業行動研究第26巻第2号,92-101頁
3. 鎖編みでつくる編み物-アクリルたわし,コースター,マフラーの紹介 大松慶子,石立登紀子(共著)2021年2月作業療法ジャーナル第55巻第2号,202-203
(その他)
1. 1.個人的原因帰属の安定に影響する作業と他者の存在~認知症の人のBPSDに関係して~ 大松慶子,石立登紀子(共著) 2019年6月 第29回日本作業行動学会学術集会 発表
これからの医療は、益々、病院に長く入院ができなくなり、「病院から在宅」という流れに大きくシフトしてきています。従って、怪我や病気を抱えないようにまた、介護が少しでも必要にならないように、予防や地域リハビリテーションの力を蓄えていくことが必要不可欠です。そのためには、理学・作業療法士においても、医療領域の垣根を飛び越えて、患者様の将来まで、「寄り添って」いくことができなければなりません。
私は、このような人材を育てていくために、事例を通して、身体機能だけでなく、生活背景までも考えていくことができる、実戦形式の講義を関係する職種とともに行っていきたいと考えております。
ーーーーーーー
1. 患者に寄り添うための実践教育システムの構築 単著 2019年3月 関西福祉科学大学大学院博士論文 234頁
わかりやすい授業を目指しています。好きな専門分野を学べる大学に入学するわけですから、授業中は積極的に質問をしてください。学問は学んだことを問うことだと考えておりますので。また、学生同士のディスカッションを大いにして欲しいと願います。
そのためには、専門書のみならず文学にも興味を持って学生同士の話し合いをしてください。そして友達を作って下さい。友達は自分のマイナスをプラスに変えてくれる存在です。
先生方とも仲良くなって下さい。本学の先生方は 学生のことを考えてくれています。足繫く研究室を訪ねて下さい。待っております。
健康長寿社会の実現におけるリハビリテーションの役割が今後極めて重要であります。 医療は単に病院での診断治療ではなく、
1.予防;疾患予防知識の普及。
2.早期発現;健康診断実施。
3.診断と治療;病院で疾患の確診と治療。
4.リハビリテーション;再び自立状態回復療法。
5.高齢医学;高齢者医療ケア。
リハビリテーションという新たの分野の構築、強化が必要になってきます。本大学ではその分野に関わる豊富な知識と技術をしっかりと勉強できます。
分野を問わず熱中することを心がけることで、問題解決能力が養われます。
更に大切なのは、問題発見能力の強化です。そのためには最近急速に発展しているAIなどのIT技術を取得して、将来の自らの生業に役立つ教育を目指します。
情報処理関連の授業ではパソコンの基本的な操作法、データベース技術の取得、AIなどの最新技術の紹介。統計処理の授業では、将来実習などで得られるデータの各種分析法、検定法を学びます。
また、理解度を高めるために良質な演習問題を実施し、問題発見能力を強化していきましょう。大学は暗記ではなく、頭を使ってみませんか?分野を問いません。疑問を持ったら即質問を、基本的な質問でもどしどしして下さい。
障害者、高齢者、認知症、難病者すべての人々が住み慣れた地域で生き生きと暮らせるために何が必要か、よりよく生きるために何を準備すべきか。作業療法は人・活動・環境の3つの生きるための要素に直接関わる仕事です。3つの要素をうまく統合し当事者にとって最も過ごしやすく、生きがいのある、楽しい日々を送ってもらえるように支援します。具体的には人の身体機能の回復を目指しつつ、出来ないことをどのように補うかを考えます。その人に合った特別な道具や物品(自助具)を準備し適切な福祉用具の適応を図ります。そしてその道具や福祉用具をうまく使いこなせる住環境を整備します。
人・活動・環境の3つの要素を統合することですべての人々がよりよく生きる(well-being)ための支援を行う作業療法の世界を是非に覗いて見てください。お待ちしております。
ーーーーーーーー
1. 生活支援・住環境整備(住宅改造事例)講師 2020年2月 医誠会本部リハビリテーション科
2. 退院支援・生活支援の為の住環境整備ZOOM併用のハイブリッド研修会講師 〜機能と生活のつなぎ方〜 2024年3月 黎明会 北出病院
作業療法士は生きるための全ての活動が治療の対象で「生きがい支援のスペシャリスト」と呼ばれています。対象者さんの生きがいを支援するための知識や技術の実践が自分の人生も豊かにしてくれるので「幸せを実感できる」仕事です。
また、成長業界であり、20年間で作業療法士国家資格者数は約30倍増えて全国で約10万人、働きやすい職場が多いので作業療法士の仕事を続ける人が多いです。
和歌山リハビリテーション専門職大学では「作業療法士になりたい」学生さんばかり、毎日一生懸命に学んでおられます。私たち教員は、学生さんが知識と技術の実践を繰り返しながら臨床力や国家試験合格力を身に着けられるよう精一杯サポートしています。
ーーーーーーーーーー
研修会講師、学会発表
1. 理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則改定の概要と必要な準備 研修会講師 2019年4月 京都府作業療法士会研修会
2. 理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則改定の概要と必要な準備 研修会講師 2019年4月 京都府理学療法士会研修会
3. 理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則改定の概要と必要な準備 研修会講師 2019年5月 滋慶教育研究所主催リハビリテーション研修会
4. 理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則改定の全容と必要な準備 研修会講師 2019年9月 京都府作業療法士会研修会
5. 理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則改定の全容と必要な準備 研修会講師 2019年10月 滋慶教育研究所主催リハビリテーション研修会
6. 厚生労働省指定臨床実習指導者講習会 研修会講師 2019年12月 厚生労働省指定臨床実習指導者講習会(京都府作業療法士会主催)
7. 理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則改定の全容と言語聴覚士への影響 研修会講師 2020年4月 京都府言語聴覚士会研修会
8. 厚生労働省指定臨床実習指導者講習会 研修会講師 2020年11月 厚生労働省指定臨床実習指導者講習会(京都府作業療法士会主催)
9. 厚生労働省指定臨床実習指導者講習会 研修会講師 2021年5月 厚生労働省指定臨床実習指導者講習会(大阪府作業療法士会主催)
専門的な内容を分かりやすく説明するため、今までの経験や体験から培ってきた内容を例として用いて授業を進めていきます。皆さんがのびのびと自身の意見を言い、お互いの感性を伸ばしあえる環境づくりにも取り組んでいきます。
また、本学に入学した場合、卒業年次に国家試験の受験がございます。学生生活を楽しむことはもちろんの事ですが、皆さんが目指す将来の目標のため、充実した4年間を全力でサポートします。わからないことや疑問に思ったことなどあれば積極的に質問をしてきてくださいね。
ーーーーーーーーーー
(著書)
1. PT・OT入門 イラストでわかる評価学 分担執筆 共著 令和2年3月 医歯薬出版株式会社 第13章疼痛評価P.243~P.253
「国内学会発表」
1. BASYSによる重心安定性限界を増加させる試み~健常者による基礎研究~ 中前匡揮,坂口将登,福井直樹,小林啓晋 令和1年10月20日 第27回日本物理療法学会学術大会
2. 2型糖尿病患者に対する末梢電気刺激の効果 木村文彦、福井直樹 令和3年10月23日第28回日本物理療法学会学術大会
3. 片頭痛に対する経皮迷走神経電気刺激の影響 福井直樹、福井尚美、河西紀秀 令和3年10月24日 第28回日本物理療法学会学術大会
4. 食事・運動療法が困難な慢性期高齢Ⅱ型糖尿病患者に対する末梢電気刺激の効果 木村文彦、福井直樹共著 令和5年2月5日 第62回近畿理学療法学術大会
5. 月経随伴症状に対する経皮的電気刺激療法の影響―シングルケースデザイン― 福井直樹、庄司 薫、河西紀秀 令和5年2月19日 日本物理療法合同学術大会2023
6. 国家試験浪人生のストレスおよび抑うつ状態について-CES-Dを用いた分析- 福井直樹、河西紀秀、石橋誠隆、松井有史 令和5年3月12日 第8回 日本精神・心理領域理学療法研究会学術大会
7. WC・日本代表選手におけるコンディショニングの実践事例―簡易ストレス測定器の活用―河西紀秀、福井直樹 共著 令和5年3月12日 第8回 日本精神・心理領域理学療法研究会学術大会
8. 臨床実習前の学⽣が実習に対して思う事 ―テキストマイニングを⽤いた解析― 石橋誠隆、松井有史、福井直樹 令和5年3月12日 第8回 日本精神・心理領域理学療法研究会学術大会
9. 手首へのマルチカレント電気刺激は副交感神経活動を促進する―シングルケースデザイン― 福井直樹、松井有史、中前匡揮、吉田大悟 令和5年10月28日 第26回総合理学療法研究会学術大会
10. 脳卒中片麻痺患者への浮腫除去のための紐ラッピングの経験 庄司 薫、森川 塊、福井直樹、秋山純和 令和5年10月28日 第26回総合理学療法研究会学術大会
11. 手首への電気刺激は電流強度によって即時的に自律神経活動を変調させる‐シングルケースデザイン‐福井直樹、松井有史、中前匡揮、吉田大悟 令和6年1月26日 日本物理療法合同学術大会2024
12. るい痩を呈した高齢2型糖尿病患者に対する神経筋電気刺激の血糖降下作用 木村文彦、福井直樹 令和6年1月26日 日本物理療法合同学術大会2024
13. 月経困難症に対する高周波電気刺激と出血量の関係 庄司 薫、雑賀琴音、福井直樹 令和6年1月27日 日本物理療法合同学術大会2024
14. 正中神経電気刺激後における体幹機能への影響 河西紀秀、福井直樹 令和6年1月27日日本物理療法合同学術大会2024
「研修会講師」
1. ミナト医科学株式会社 新人研修会 講師 令和2年7月 ミナト医科学株式会社 大阪営業所
2. 第545回臨床実習指導者講習会 講師令和3年11月 Web開催 講義2(教育原論・人間関係論)
3. 第545回臨床実習指導者講習会 講師令和3年11月 Web開催 講義2(教育原論・人間関係論)
4. 令和4年度第1回臨床実習指導者講習会 講師 令和4年7月 Web開催 講義2(教育原論・人間関係論)
5. 令和4年度第2回臨床実習指導者講習会 講師 令和4年10月 Web開催 講義2(教育原論・人間関係論)
6. 令和5年度全国リハビリテーション学校協会主催臨床実習指導者講習会 講師・ファシリテーター 令和6年1月 Web開催 講義2(教育原論・人間関係論)6班ファシリテーター講義2(教育原論・人間関係論)
理学療法士になるため、学生時代に多くのことを学び、経験し、実践しなければなりません。また、人と接する職業であるため礼節ある態度が必須です。多くのことを学ぶためには、ある程度の期間とコツが必要です。和歌山リハビリテーション専門職大学では、人との関わりを重要視し、知的好奇心をくすぐる授業が多いため、きっと理想の理学療法士像が見つかると思います。
理学療法士を目指す君たちの努力を最大限引き出す環境と教師陣が揃っています。スタートラインに立つ君たちの一歩目をぜひ本学で!
ーーーーーーーーー
(著書)
1. 問題解決モデルで見える理学療法臨床思考 共著 2022年4月 文光堂
「国内学会発表」
1. 専門職大学を設立して思うこと ~専門学校の違いと指定規則について~ 松井有史 令和5年2月18日 2022 年度「日本理学療法士教員協議会」
2. 国家試験浪人生のストレスおよび抑うつ状態について-CES-Dを用いた分析- 福井直樹、河西紀秀、石橋誠隆、松井有史 令和5年3月12日 第8回 日本精神・心理領域理学療法研究会学術大会
3. 臨床実習前の学⽣が実習に対して思う事 ―テキストマイニングを⽤いた解析― 石橋誠隆、松井有史、福井直樹 令和5年3月12日 第8回 日本精神・心理領域理学療法研究会学術大会
4. 手首へのマルチカレント電気刺激は副交感神経活動を促進する―シングルケースデザイン― 福井直樹、松井有史、中前匡揮、吉田大悟 令和5年10月28日 "第26回総合理学療法研究会学術大会
5. 手首への電気刺激は電流強度によって即時的に自律神経活動を変調させる‐シングルケースデザイン‐福井直樹、松井有史、中前匡揮、吉田大悟 令和6年1月26日 日本物理療法合同学術大会2024
「研修会講師」
1. 第545回臨床実習指導者講習会 講師令和3年11月 Web開催 講義1(臨床実習制度の理念と概要)
2. 第545回臨床実習指導者講習会 講師 令和3年11月 Web開催 講義1(臨床実習制度の理念と概要)
3. 令和4年度第1回臨床実習指導者講習会 講師 令和4年7月 Web開催 講義1(臨床実習制度の理念と概要)
4. 令和4年度第2回臨床実習指導者講習会 講師 令和4年10月 Web開催 講義1(臨床実習制度の理念と概要)
5. 令和4年度和歌山県高等学校運動部キャプテン研修会 講師 令和4年12月7日 田辺ビッグU大ホール 高校生約70名
6. 令和5年度和歌山県高等学校運動部キャプテン研修会 講師 令和4年12月8日 和歌山県立体育館 高校生約80名
7. WAKAYAMAつれもて健康体操交流会 講師 令和5年7月3日 和歌山市河西コミュニティーセンター 和歌山市在住一般高齢者約40名
8. 和歌山県立北高等学校北校舎サッカー部対象 研修会 令和5年7月13日 和歌山リハビリテーション専門職大学 高校生31名
「機関紙執筆」
1. 健やかに生きる活動を 健活(すこかつ)/筋肉シリーズpart2〜14「下腿三頭筋」「大腿四頭筋」「背筋」など 部分執筆 機関紙国保わかやま209号「健康三昧・健康体操」健やかに生きる活動を 健活(すこかつ)担当著書
2. 【特集】 みんなで延ばそう!健康寿命! フレイルについてコメント 令和6年1月 市報わかやま(令和6年1月号)【特集】 みんなで延ばそう!健康寿命! フレイルについてのコメント記事執筆
解剖学は体の仕組みを理解する学問です。体の構造を知らなければリハビリテーションの治療はできません。難しいと思われがちな解剖学を何とか理解できるように工夫して講義を行っています。少人数制の講義なので学生諸君は気軽に質問してくれます。リハビリテーションの臨床では、対象者とのコミュニケーションをとることは重要です。
そのために専門職大学では学生同士や教職員は親しく接し、学生個々人のコミュニケーション能力、専門的知識や実習経験などのスキルアップを図ることに心を注いでいます。本学で一緒に学びませんか!
スイスの教育学者のペスタロッチは、「頭(Head)」、「心(Heart)」、「手(Hand)」この3つの素質を調和的かつ自然的に発達させることが重要であると述べています。
この理論を医療従事者としての成長に応用すると、「頭(Head):知識」、「心(Heart):信念」、「手(Hand):技術」となります。
私は、学生が作業療法士として臨床現場に巣立った際に、この3つの素質を「自らの力で高めていける」そんな人材を育てていきたいです。
ーーーーーーーーーー
1. Effects of Low-Frequency Repetitive Transcranial Magnetic Stimulation and Occupational Therapy in Chronic Stroke Patients with Severe Upper Limb Hemiparesis共著 Heliyon-9 2022 Heliyon-Cell
2. Effects of transcranial static magnetic stimulation over the primary motor cortex on local and network spontaneous electroencephalogram oscillations.共著 2021 April Scientific reports
3. 脳卒中片麻痺患者の上肢運動機能障害に対する振動誘発運動感覚錯覚課題の有効性 共著 2021 4月 作業療法
4. Transcranial static magnetic stimulation over the motor cortex can facilitate the contralateral cortical excitability in human.共著 2021 March Scientific reports
5. 脳卒中片麻痺患者における反復経頭蓋磁気刺激と作業療法の併用効果─手指運動麻痺の軽度群と重度群の2群間における治療効果の差─ 共著 2020年8月 作業療法
6. Effect of transcranial static magnetic stimulation on intracortical excitability in the contralateral primary motor cortex. 共著 2020 April Neurosci Lett.
リハビリテーションは、訓練だったり辛く苦しいもの、といったイメージも多いですが、「その人らしく生きる」を支援していく作業療法では、その人の喜びや充実感を一緒に味わうことを経験します。
リハビリテーション専門職は、1人1人の生活や人生に寄り添って支援していく中で、自分自身も成長できる素晴らしい職業だと思います。そのための知識・技術・態度を培っていけるよう、私自身の臨床経験や研究知見を織り混ぜながら全力でサポートしていきます。
ーーーーーーーーー
1. Effect of Adjusting the Challenge-Skill Balance for Occupational Therapy in a Recovery Rehabilitation Unit: A Pilot Study. 吉田一平,平尾一樹,小林隆司2019/3/20 Asian Journal of Occupational Therapy 第15巻(1号). pp11-18
2. The effect on subjective quality of life of occupational therapy based on adjusting the challenge–skill balance: a randomized controlled trial. 吉田一平,平尾一樹,小林隆司 2019/7/4 Clinical rehabilitation第33巻(11号). pp1732-46
3. テレビ電話を利用した情報交換による, スタッフの連携意識への効果 天野佑香, 吉田一平, 近藤駿希, 土田哲 2020/4/1 福井県作業療法士会 学術誌 第7巻(1号).pp4-8
4. 脳梗塞患者に対し多職種との目標の明確化を図り, 介助量軽減を図った症例: Adjusting the challenge-skill balance を用いて 高橋雄大, 吉田一平, 山田智也, 天野佑香, 土田哲 2020/4/1 福井県作業療法士会 学術誌第7巻(1号).pp26-29
5. 回復期リハビリテーション病棟におけるベッドコントロール支援機能の活用による効果 吉田一平,半田智宏,渡邉志麻子 2021/12/1 日本医療マネジメント学会雑誌 第22巻(3号). pp148-152
6. フロー理論を応用した作業療法実践に関する文献レビュー 吉田一平,平尾一樹,小林隆司 2022/2/15 学術誌作業療法 第41巻(1号), 13-20
7. 院内多部署の業務改善に向けたカスタムアプリ作成の効果 吉田一平,半田智宏2022/9/1 日本医療マネジメント学会雑誌 第23巻(2号). pp98-101
8. A spreading roots sign: characteristic sign of the preliminary stage of medial meniscus posterior root tear on magnetic resonance imaging. 中村立一,岡野智,吉田一平,島川朋享 2022/9/2 Journal of Orthopaedic Science 第27巻(5号), 1107-1113
9. Bone substitute fracture in open wedge high tibial osteotomy: Comparison of two different bone substitutes 中村立一,雨宮正樹,松本香織,吉田一平,川島史義,島川朋享,岡野智 2024/4/4 学術誌作業療法 第43巻(2号), 13-20
10. 訪問リハビリテーションにおける挑戦-能力バランス調整プロセスを用いた作業療法が高齢者の生きがい感へ与える効果 吉田一平,平尾一樹 2024/4/15 Journal of Joint Surgery and Research 第2巻, 58-65
(その他)
1. (学会発表:国際)The effect of adjusting the challenge-skill balance for occupational therapy on subjective QOL in recovery rehabilitation unit: a randomized controlled trial 吉田一平,平尾一樹,小林隆司 2019/6/9 International Society of Physical and Rehabilitation Medicine: ISPRM 2019
2. (学会発表)高次脳機能低下を伴った頚椎症性脊髄症に対する自動車運転リハビリテーションの効果 玉村光瑠,吉田一平 2019/11/16 第19回東海北陸作業療法学会
3. (学会発表)回復期リハビリテーション病棟での入退院支援アプリの構築・運用がリハビリテーション実績指数に与える効果 吉田一平,渡邉志麻子 2019/11/17 第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会
4. (学会発表)院内多部署の業務改善に向けたスマートデバイス用アプリ開発の効果 吉田一平,半田智宏 2020/6/26 第22回日本医療マネジメント学会学術総会
5. (講師)一般社団法人 日本作業療法士協会 生涯教育制度 現職者研修 講師 2019〜2022 一般社団法人 日本作業療法士協会
① 2019年:現職者共通研修 実践のための作業療法研究(2019/6/23)
② 2019年:現職者選択研修 老年期作業療法のトピックス(2019/10/6)
③ 2020年:現職者共通研修 実践のための作業療法研究(2020/9/27)
④ 2021年:現職者共通研修 実践のための作業療法研究(2021/11/7)
⑤ 2022年:現職者共通研修 実践のための作業療法研究(2022/10/10)
6. (特許)活動支援装置及び活動支援法 2023/3/27 特許庁(第7251883号)
生理学を担当しています。
生理学では、私たちの生きる仕組みをひもといていきます。
「どうして?」、「あ!なるほど、そうなんだ」が基本です。
楽しく、面白く、一緒に学んで行きましょう。
そして、考える楽しみを発見しましょう。
笑顔が大切。決して諦めない。
皆さんのプロの道へ進む後押しをしたいと思っています。
皆さんと一緒に学べる日を楽しみにしています。