80歳を超えた教員ですが、声量と足腰はまだまだリハビリの対象にはならず、若い皆さんと一緒にすばらしいPTやOTを育てる側にもうしばらくいたいと思います。
担当の「教育学I・II」では、現代社会を生き、考え、協働し、行動する人間を育てる部分を担いたいと思います。
大学で「楽しく学び、遊ぶ」ことができるようにお手伝いします。多くの友人や仲間を作って下さい。時には困難な苦痛が伴いますが、微力ながら、あなたの「自己変革」をお手伝いします。
最も大切にしたいことは、教育(授業)を受ける学生が理解できる講義内容にすること。理解するとは講義内容に興味を持ち、内容についても調べ、問題解決意識を持つことです。この意識を強く持てるよう身近な話題も取り上げながら学生のみなさんを刺激していきたいと考えています。
リハビリテーションはプロの仕事として実にやりがいのある職種の一つです。人との繋がりを大切にし、信頼関係を築き、豊富な知識と技術を持ち、可能性を生み出す柔軟な発想が求められます。
できなかったことができるようになる、やれなかったことがやれるようになる、そういう楽しみを本学で学びましょう。
学生の皆さんの意見を取り入れて授業・学生生活など進化させていきたいと思います。リハビリテーションの世界は医療と社会を対象にした広大な領域を持っています。医学の領域にはLive Longer Better,すべての人が最後まで輝いて生きる、社会の部分では和歌山の活性化が本学のミッションにもあげられています。
自分が情熱を持てるものを見つけてください。本学で学び遊びや交遊も充実させてください。専門的な知識・技術と豊かな教養を同時に修得できるカリキュラムになっているので学生生活は忙しくなるかもしれません。
人や物事との出会いを大切にして積極的な経験にしてください。そしてリハビリテーションを受けるすべての人に優しく接し、その気持ちを生涯学習や技術の習得に向けていって素晴らしいリハビリテーションスタッフやそのリーダー的な存在にもなっていただけることを願っています。
理学療法士は対人援助職として患者・家族様の人生にも関わるすばらしい職業です。人のために働くという生涯の「やりがい」を見つけに来てください。
私たちが培ってきた知識・技術や経験だけでなく研究成果や最新の知見も志のある皆さんにわかりやすく伝えます。
セラピストは、日々変化する対象の方の状態を正確に捉え何が起きているか変化しているかを推測・解釈して解決策をみつける“考える力”が何より大切です。学生時代にそうした“考える力”が身につき対象者のために行動できて信頼されるセラピストとして巣立っていけるように、自分自身も授業内容を見直し工夫をしています。
このページを見たあなたは、高校生ですか?それとも一般の人?はたまた、元々私のことを知っている人でしょうか?そして、何を期待して、どのようなことを思って開いたのでしょうか?どんな先生かな?どんなことを考えている人なのかな?と思って開きましたか?そのようなことを思って開いた人は、素晴らしい!知らない物事に興味を示し、それがどんなものなのかを確かめ、知ろうとする行動が取れるということですね。学習の基本はそこにあると私は思っています。
そして「あ、そうだったのか!」とアハ体験につながるような学習ができると勉強が楽しくなりますね。本学でそのような環境を作りたいと思っています。
将来、あなたの目の前の対象者が「その人らしく暮らせるようになる支援」ができるように、本学で一緒に学びましょう♪
「作業療法学」って、奥の深い不思議な「学問」です。「実践」はさらに面白い。
理学療法士は、疾病・障害を持たれた方に対して、お手伝いをする仕事です。どこの国でも、どの時代にも障害をもって困難を感じる方がいます。現代では、それをサポートするのが理学療法士で、世界中にいます。身につけた治療技術は、新生児から超高齢者まで、スポーツ選手から一般人の健康予防まで応用することができます。また、青年海外協力隊として、発展途上国で活躍する理学療法士、外国で働く理学療法士もいます。さまざまな分野で活躍できる仕事です。
四年間少しずつ勉強して、国家試験に合格することで、スタートラインに立つことができます。特に医療の分野における一年生は、外国に留学したような状態で、専門用語に少しずつ慣れる必要があります。一年生からの積み重ねなので、毎日出席して、前の方に座り、授業に集中しましょう。現役はもちろん、社会人を経験された方でも歓迎です。和歌山リハビリテーション専門職大学で一緒に学びましょう。
私は経済・経営系の展開科目群を担当します。これは医療・保健・ケアと経済社会との関係について学ぶ科目です。
専門職大学の特徴は、リハビリテーションの専門科目だけでなく、幅広い教養科目や展開科目を学ぶところにあります。これによってケアの精神に富んだ専門的職業人を養成する教育をめざします。
医療・保健・ケアは現代社会の本柱の1つです。それに携わる専門職をめざす者として、強く正しい職業意識を身につけてください。強く正しい職業意識とは、自分の仕事の意義や役割を明確に説明でき、それにふさわしい収入や待遇を堂々と主張する意志と力のことです。それが皆さんを成功へと導くでしょう。
私は、学生さんたちの「作業療法の対象は 『障害者』だ」という考えを変えたいと思っています。家族や友人と同じ気持ちで接すること、それが、対象者と心を通じ合えるために最も大事なことだと考えます。
作業療法は、対象者に元気になってもらえる素晴らしい仕事です。その方が何をできるようになりたいのか、想いを聞き取り理解した上で、その方だけの計画を作り共に取り組みます。「今の私でも出来るんだ!」と感じてもらえ、それが次につながるよう支援します。
AI技術が進む現代でも求められる作業療法を共に学びましょう!
これからの医療は、益々、病院に長く入院ができなくなり、「病院から在宅」という流れに大きくシフトしてきています。従って、怪我や病気を抱えないようにまた、介護が少しでも必要にならないように、予防や地域リハビリテーションの力を蓄えていくことが必要不可欠です。そのためには、理学・作業療法士においても、医療領域の垣根を飛び越えて、患者様の将来まで、「寄り添って」いくことができなければなりません。
私は、このような人材を育てていくために、事例を通して、身体機能だけでなく、生活背景までも考えていくことができる、実戦形式の講義を関係する職種とともに行っていきたいと考えております。
わかりやすい授業を目指しています。好きな専門分野を学べる大学に入学するわけですから、授業中は積極的に質問をしてください。学問は学んだことを問うことだと考えておりますので。また、学生同士のディスカッションを大いにして欲しいと願います。
そのためには、専門書のみならず文学にも興味を持って学生同士の話し合いをしてください。そして友達を作って下さい。友達は自分のマイナスをプラスに変えてくれる存在です。
先生方とも仲良くなって下さい。本学の先生方は 学生のことを考えてくれています。足繫く研究室を訪ねて下さい。待っております。
健康長寿社会の実現におけるリハビリテーションの役割が今後極めて重要であります。 医療は単に病院での診断治療ではなく、
1.予防;疾患予防知識の普及。
2.早期発現;健康診断実施。
3.診断と治療;病院で疾患の確診と治療。
4.リハビリテーション;再び自立状態回復療法。
5.高齢医学;高齢者医療ケア。
リハビリテーションという新たの分野の構築、強化が必要になってきます。本大学ではその分野に関わる豊富な知識と技術をしっかりと勉強できます。
分野を問わず熱中することを心がけることで、問題解決能力が養われます。
更に大切なのは、問題発見能力の強化です。そのためには最近急速に発展しているAIなどのIT技術を取得して、将来の自らの生業に役立つ教育を目指します。
情報処理関連の授業ではパソコンの基本的な操作法、データベース技術の取得、AIなどの最新技術の紹介。統計処理の授業では、将来実習などで得られるデータの各種分析法、検定法を学びます。
また、理解度を高めるために良質な演習問題を実施し、問題発見能力を強化していきましょう。大学は暗記ではなく、頭を使ってみませんか?分野を問いません。疑問を持ったら即質問を、基本的な質問でもどしどしして下さい。
障害者、高齢者、認知症、難病者すべての人々が住み慣れた地域で生き生きと暮らせるために何が必要か、よりよく生きるために何を準備すべきか。作業療法は人・活動・環境の3つの生きるための要素に直接関わる仕事です。3つの要素をうまく統合し当事者にとって最も過ごしやすく、生きがいのある、楽しい日々を送ってもらえるように支援します。具体的には人の身体機能の回復を目指しつつ、出来ないことをどのように補うかを考えます。その人に合った特別な道具や物品(自助具)を準備し適切な福祉用具の適応を図ります。そしてその道具や福祉用具をうまく使いこなせる住環境を整備します。
人・活動・環境の3つの要素を統合することですべての人々がよりよく生きる(well-being)ための支援を行う作業療法の世界を是非に覗いて見てください。お待ちしております。
作業療法士は生きるための全ての活動が治療の対象で「生きがい支援のスペシャリスト」と呼ばれています。対象者さんの生きがいを支援するための知識や技術の実践が自分の人生も豊かにしてくれるので「幸せを実感できる」仕事です。
また、成長業界であり、20年間で作業療法士国家資格者数は約30倍増えて全国で約10万人、働きやすい職場が多いので作業療法士の仕事を続ける人が多いです。
和歌山リハビリテーション専門職大学では「作業療法士になりたい」学生さんばかり、毎日一生懸命に学んでおられます。私たち教員は、学生さんが知識と技術の実践を繰り返しながら臨床力や国家試験合格力を身に着けられるよう精一杯サポートしています。
専門的な内容を分かりやすく説明するため、今までの経験や体験から培ってきた内容を例として用いて授業を進めていきます。皆さんがのびのびと自身の意見を言い、お互いの感性を伸ばしあえる環境づくりにも取り組んでいきます。
また、本学に入学した場合、卒業年次に国家試験の受験がございます。学生生活を楽しむことはもちろんの事ですが、皆さんが目指す将来の目標のため、充実した4年間を全力でサポートします。わからないことや疑問に思ったことなどあれば積極的に質問をしてきてくださいね。
理学療法士になるため、学生時代に多くのことを学び、経験し、実践しなければなりません。また、人と接する職業であるため礼節ある態度が必須です。多くのことを学ぶためには、ある程度の期間とコツが必要です。和歌山リハビリテーション専門職大学では、人との関わりを重要視し、知的好奇心をくすぐる授業が多いため、きっと理想の理学療法士像が見つかると思います。
理学療法士を目指す君たちの努力を最大限引き出す環境と教師陣が揃っています。スタートラインに立つ君たちの一歩目をぜひ本学で!
解剖学は体の仕組みを理解する学問です。体の構造を知らなければリハビリテーションの治療はできません。難しいと思われがちな解剖学を何とか理解できるように工夫して講義を行っています。少人数制の講義なので学生諸君は気軽に質問してくれます。リハビリテーションの臨床では、対象者とのコミュニケーションをとることは重要です。
そのために専門職大学では学生同士や教職員は親しく接し、学生個々人のコミュニケーション能力、専門的知識や実習経験などのスキルアップを図ることに心を注いでいます。本学で一緒に学びませんか!
皆さんは今後ますます需要が増えるであろう、リハビリテーション専門職の世界に足を踏み入れようとしています。リハビリテーションと英語?全然関係ないじゃない!と思っているあなた。あなたは大きなチャンスを逃そうとしているかもしれません。その良否・縁起はともかくとして、現実的には英語が世界の言語を制覇しています。今後日本を訪れる、あるいは移住してくる外国人は増えるでしょう。
日本国としても出生率が先細りで回復の見込みがない以上、国力を維持しようと思えば、より多くの外国人を受け入れざるを得ないでしょう。通訳機や翻訳機は今後ますます発達してくるでしょうが、患者さんが求めているのは生の声の癒しです。
また、国際的に羽ばたいたり、大学院への進学にも英語力は不可欠です。本学で一緒にリハビリテーションと英語を学びましょう!
スイスの教育学者のペスタロッチは、「頭(Head)」、「心(Heart)」、「手(Hand)」この3つの素質を調和的かつ自然的に発達させることが重要であると述べています。
この理論を医療従事者としての成長に応用すると、「頭(Head):知識」、「心(Heart):信念」、「手(Hand):技術」となります。
私は、学生が作業療法士として臨床現場に巣立った際に、この3つの素質を「自らの力で高めていける」そんな人材を育てていきたいです。
リハビリテーションは、訓練だったり辛く苦しいもの、といったイメージも多いですが、「その人らしく生きる」を支援していく作業療法では、その人の喜びや充実感を一緒に味わうことを経験します。
リハビリテーション専門職は、1人1人の生活や人生に寄り添って支援していく中で、自分自身も成長できる素晴らしい職業だと思います。そのための知識・技術・態度を培っていけるよう、私自身の臨床経験や研究知見を織り混ぜながら全力でサポートしていきます。
生理学を担当しています。
生理学では、私たちの生きる仕組みをひもといていきます。
「どうして?」、「あ!なるほど、そうなんだ」が基本です。
楽しく、面白く、一緒に学んで行きましょう。
そして、考える楽しみを発見しましょう。
笑顔が大切。決して諦めない。
皆さんのプロの道へ進む後押しをしたいと思っています。
皆さんと一緒に学べる日を楽しみにしています。